中医学とは?

中医学とは中国の伝統的な経験医学を体系化した医学です。中医学アカデミーで開講している「中医基礎理論」「中医診断学」「中薬学」「方剤学」「中医内科学」の5教科を履修することで、中医学の基礎から応用までを体系的に学べます。

中医学の元となる二つのロジック

中医学には「弁証」と「論治」という二つの重要なロジックがあります。

弁証とは生理と病理をつなぐロジックです。臨床のための基礎的な知識から成り立っています。緻密な問診、正確な診断、薬剤の知識、適切な方剤、の元となります。

論治とは診断と治療のためのロジックです。弁証によって得られた様々な特徴を元に病気を診断する、臨床のための知識です。

弁証の基礎となるのが「中医基礎理論」「中医診断学」の2教科で、論治の基礎となるのが「中薬学」「方剤学」「中医内科学」の3教科です。これら5教科を理解すれば中医学のロジックが得られます。

弁証論治はなぜ重要なのか?

中医学を臨床で活用するには、その知識を体系化しパッケージとして利用できなければなりません。弁証論治は臨床のためにパッケージ化された中医学知識そのものです。

中医学の各教科は、臨床において弁証論治というパッケージの一部として使われます。そのため全教科の習得が中医学の臨床活用に欠かせません。

中医学の全5教科を習得し弁証と論治のロジックを得ることが、中医学の臨床活用のための最短の道なのです。

中医学のための二つの土台を作る学校です。

中医学は知識を積み重ねることで広がりを持ちます。専門領域に踏み出すには二つのロジックからなる土台が欠かせません。

理論の土台は中医基礎理論にあります。中医診断学、中薬学、方剤学はそこから積み上げて学ぶものです。中医基礎理論という土台をきちんと固めなければ、中医診断学、中薬学、方剤学の勉強はうまくいかないでしょう。

一方、臨床の土台は中医内科学にあり、その上に小児科、婦人科、外科などの臨床学科が積み上げられます。中医内科学という土台をきちんと固めなければ、やはり臨床学科の勉強もうまくいかないのです。理論と臨床の土台が出来上がれば、弁証論治がスムーズできるようになります。

中医学アカデミーはこの二つの土台を作るための学校です。中医学アカデミーが提供する学習システムは、自分で学習し持続的な成長を促せるよう作られています。中医学を学びたい、臨床で活用したい、という皆さまの思いに応えます。

持続的な成長のための学習システム

中医学アカデミーの学習システムでは「テキストを読む」「テストを受ける」「正誤の確認、内容の理解」「間違った部分の登録」の繰り返しによって、苦手部分を徹底的に学び直します。だから短期間で飛躍的に伸びるのです。

アカデミーの卒業生はその専門的な能力を臨床に生かし活躍しています。是非、皆さまにも中医学の力を社会に役立てていただきたい。その思いを実現すべく中医学アカデミーは力を尽くしています。