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コロナウイルスの中医治療についての最新情報

2020-01-29 10:57


コロナウイルスに対する中医治療について、ウエブサイトを検索したところ
下記の情報がありましたので紹介いたします。

サイトの情報は、1 月 27 日,国家卫健委办公厅向各地卫健委下发
《关于印发新型冠状病毒感染的肺炎诊疗方案(试行第四版)》 です。

http://www.nhc.gov.cn/yzygj/s7653p/202001/4294563ed35b43209b31739bd0785e67.shtml 


《国家健康委員会》

この病は疫病の範疇に属するもので、疫癘を感受して発病する。
弁証論治について以下の方法を参考してください。

1.潜伏期間の方剤
この期間では、はっきりした症状があまり見られないが、
臨床症状は主に二つの特徴があり、下記の症状群がある場合に用いる方剤を紹介する。
(1)疲れ、食欲の低下、無臭の水様便、舌淡白、白膩苔など
治療薬は藿香正気散
(2)疲れ、発熱を伴う
治療薬は金花清感顆粒、連花清瘟胶囊 (顆粒)、疏風解毒胶囊 (顆粒)、防風通聖散。

〇構成生薬
金花清感顆粒の構成生薬:金銀花、浙貝母、黄芩、牛蒡子、青蒿等
連花清瘟胶囊の構成生薬:連翹、金銀花、炙麻黄、炒苦杏仁、石膏、板藍根、綿馬貫衆、魚腥草、広藿香、大黄、紅景天、薄荷、甘草
疏風解毒胶囊の構成生薬:虎杖、連翹、板藍根、柴胡、敗醤草、馬鞭草、芦根、甘草
防風通聖散の構成生薬:麻黄、荊芥穂、防風、薄荷、大黄、芒硝、滑石、山梔子、石膏、黄芩、連翹、桔梗、当帰、白芍、川芎、白朮(炒)、甘草

2. 発病期間の方剤
発病期間には三つの段階がある。

(1)初期:
<病理特徴>寒湿鬱肺
<臨床症状>
悪寒発熱、或いは悪寒があり発熱がない、空咳、咽喉が渇く、
疲れ、胸悶、胃脘の痞え、吐き気、下痢、舌淡白か淡紅、白膩苔、濡脈。
<処方>
蒼朮15g 陳皮、厚朴、藿香、羌活、生姜、檳榔各10g 草果、麻黄各6g 

(2)中期
<病理特徴>
疫毒閉肺
<臨床症状>
発熱で熱が下がらない、或いは寒熱往来、咳嗽で痰が少ないか黄痰
腹脹で便秘、胸悶で呼吸が荒い、動くと呼吸が困難となる、舌紅、黄膩苔か黄燥苔、滑数脈。
<処方>
杏仁、桃仁、葶藶子、檳榔子、蒼朮各10g 生石膏、瓜楼各30g 生麻黄、炙麻黄、生大黄各6g
推薦する注射液は喜炎平注射剤,血必浄注射剤
<説明>
喜炎平注射剤の成分は穿心連内酯磺化物(穿心蓮の成分の一つ)
血必浄注射剤の成分は紅花、赤芍、川芎、丹参、当帰

(3)重症期
<病理特徴>
内閉外脱
<臨床症状>呼吸困難が酷い場合、呼吸補助措置が必要になる。
神昏、煩躁、汗出、手足が冷たい、舌紫暗、厚い膩苔か厚い燥苔、脈浮大で無根
<処方>
朝鮮人参、山茱萸各15g 黒附子10g
推薦する注射液は血必净注射液、参附注射液、生脈注射液
<説明>
血必浄注射液は上記参照。
参附注射液の構成生薬は紅参、附片
生脈注射液の構成生薬は紅参、麦冬、五味子。

(4)回復期
<病理特徴>
肺脾気虚
<臨床症状>
気短、疲れ、食欲の低下、吐き気、脘腹の痞え、
大便不通か下利ですっきりしない、舌胖大、白膩苔。
<処方>
半夏9g 陳皮、藿香各10 朝鮮人参、茯苓15g 炙黄蓍30g 縮砂(後下)6g

※六君子湯と藿香正気散の併用を推奨。

一日も早い収束を祈ります。

尚、本文は編訳、方剤は原文のまま紹介しています。
この記事の執筆・監修

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

董巍からのご挨拶とメッセージはこちら→「中医学アカデミーが目指すもの

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