マグネシウムと中医学の弁証

2019-09-05


昨日のNHK「試してガッテン」でマグネシウム(以下、Mgと省略)が
健康維持に大きな役割を果たしていると放送していました。

漢方薬の原料にもMgの含有量の多い生薬がありますが
以前に発表された論文に興味深い内容がありましたので紹介します。

中医学では、メタボリックシンドロームを
肝腎陰虚、痰湿壅盛、瘀血阻絡、陰陽両虚の四つに分類しています。
(2010年12月第25巻第23期の《臨床薈翠》)

この研究の結果では、メタボリックシンドロームの
四つの証型のいずれもMgが低い(有意差あり)ことが解っています。
特に陰陽両虚と瘀血阻絡はもっとMgが低いという研究結果があります。

その意味では、メタボリックシンドロームの治療にはMgの補充がもちろんですが、
中医学の考えを参考にして、体に合わせて漢方薬の併用で
更に治療効果を向上するのではと考えられます。

中医学とは


画像:2010年12月第25巻第23期の《臨床薈翠》より一部掲載
この記事の執筆・監修

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

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