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中医学の勉強 神気不足(しんきふそく)

2020-12-11 11:00


神気不足とは少神ともいい、精気が軽度に損傷された現れです。

神気不足の多くは、正気不足による虚証患者にみられ
病理の特徴は主に心脾両虚と腎陽不足などです。
神気不足は精神不振(両目の神が乏しくて、疲れたような目をしており
眼球の動きが緩慢)、健忘、倦怠乏力、筋肉が弛緩、動作の緩慢などがみられます。

神気不足が見られる場合、心脾両虚と腎陽不足の鑑別が必要になり
心脾両虚の場合、代表治療方剤は帰脾湯、
腎陽不足の場合の代表治療方剤は八味地黄丸です。

※帰脾湯(きひとう):黄耆、人参、白朮、茯苓、酸棗仁、竜眼肉、 遠志、
           大棗、当帰、甘草、生姜、木香
※八味地黄丸(はちみじおうがん):熟地黄、山薬、山茱萸、茯苓、沢瀉、牡丹皮、肉桂、附子

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この記事の執筆・監修

董巍写真

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

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