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新型コロナウイルスへの中医治療/湿毒鬱肺証(中程度)

2020-03-05


新型コロナウイルスへの中医治療の取り組みを紹介していますが。
症状が中程度の場合の方剤を2回に分けて翻訳し解釈を加え紹介いたします。

(1)湿毒鬱肺証
<臨床症状>
発熱、咳嗽で痰が黄色で少なく、呼吸困難、お腹が痞えて脹満、
便秘で排出不利、舌暗紅胖大、黄膩苔(黄燥苔の場合もある)、脈は滑数か弦数。

<方剤>
麻黄6g
杏仁 藿香 葶藶子 橘紅 各15g
石膏 生薏苡仁 馬鞭草 芦根各30g
蒼朮10g
青蒿12g
虎杖20g 
生甘草10g

<服用>
上記を一日分とし朝晩服用する。

<解釈>
舌象の黄膩苔と暗紅舌は湿熱と熱痰の程度が酷いことの現れで
血熱を伴う状態を伴うと考えられ
この方剤は芳香と瀉肺の同用で、清熱解毒の働きを持っていると考えられる。

<代用方剤の提案>
藿香正気散+麻杏甘石湯+薏苡仁湯
石膏と薏苡仁、馬鞭草と芦根の配合は肺癰の治療によく使用され
この方剤の配合から見ると、発熱悪寒が強く、胸の痛み、痰が黄色で痰は臭いと推測できる。



この記事の執筆・監修

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

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