肺の宣発作用とは2 栄養を全身へ渡す

2019-09-27


肺の宣発作用には栄養を全身へ渡すという働きがあります。
この働きは脾から運ばれた津液や水穀精微を 肺気の宣発作用によって
全身に散布し、皮毛まで運ぶ役割があり、霧(きり)のように
細かく散布され全身に届かせます。

この生理機能から、肺の宣発作用が故障すると、
脾から運ばれる栄養を全身に配ることができず痩せる、また無力感が生じます。

しかし、更に恐ろしいのは全身に運ばれるはずその栄養(津液を含み)が
肺に停滞して痰湿になることです。
肺に痰湿が停滞すると痰が絡み吐き出しにくい、
また咳がひどくなるなどの症状が現れます。

宣発作用の故障による痰湿は、袪痰薬では治療効果が得にくく
痰を形成する原因を治療することが必要になります。

痰が絡む症状だけで弁証せず、すぐ袪痰薬を投与する否かで
プロの中医師かどうかを見極めることができます。

国際中医師になるための第一歩に、
まず専門用語の奥深い意義を理解することが肝要と考えます。

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