肺の特徴と秋の養生

2019-09-06


暦の上では既に「秋」を迎えました。
湿度が高くて蒸し暑い日が続いてたり、
また時折夜になると涼しい風が吹くこともあり季節の変化を感じますが、
西または北西の風が吹いて空気が乾いたかと思えば
南からの暑い空気が行ったり来たりしています。

中医学では秋の空気の特徴には乾燥の性質があり
乾燥が肺を傷つけると考えています。
一方、夏の空気は湿熱の邪によって胃腸と心を傷つけ
季節の入れ替わるこの季節は夏と秋の空気の両方が体に影響を及ぼし
秋の養生がうまくできないと冬に病にかかりやすくなります。
例えば、頑固な咳、関節の痛み、カゼをひきやすいなどなどです。

中医学で肺の別名を「嬌臓」といい、我慢強い肝とは異なり、とてもデリケートな臓です。
気の流れをコントロールし、「潤を喜び燥を悪む」という特徴から
冷たく乾燥した空気が苦手です。
何らかの原因で肺の働きに影響が及ぶと、下降すべき「気」が上昇し「咳」となります。

咳が長びけば、原因と症状に見合う漢方薬が必要になりますが
日常でもなるべく寒暖の差から肺を守れるよう空調が冷えすぎている場合は
長そでの衣類を着用したり梨を食べるもの秋の養生のひとつです。

咳がひどくなれば、玉屏風や麦門冬湯などの併用もお勧めです。
国際中医師に相談のうえ、ご利用ください。

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この記事の執筆・監修

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

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