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脱・友好サロン 患者さんの話を聞く目的とは

2016-12-26 18:48

症状の特徴から、問診や望診などを通して病因病理、つまり病位(病気の位置)、病性、病気の程度を分析し、全てを明らかにするために弁証方法があります。 漢方のプロなら、問診の結果、この病気がなんなのか必ず結論づけなければなりません。どう結論づけるかで、治療方法が決まってきます。 弁証の目的は、病気が何なのか突き止めること。問診はその主な手段です。 気長に優しく話を聞きくことで、お客さんに安心して頂き、また来てもらいたいと思う気持ちはよくわかります。患者さんの心に寄り添うスタンスも大事だと思います。 でも、患者さんが本当に求めているものは何でしょうか。 楽しくおしゃべりして仲良くなること、友好サロンに来ることではないですよね。体調の悪さを改善すること、病気の改善が目的のはずです。ならば漢方薬局は当然、全力でその願いに応えるべきだと思うのです。 処方したある漢方薬が効かないからメーカーを変える、確かな根拠なく似たような別の漢方薬にする…。そんな対応に患者さんはシビアです。 楽しい会話ももちろん悪くはありません。でも問診は、病気の中身は何なのかを徹底究明するためのもの。すべては適切な処方のためにするものです。 過不足ない問診(漢方のプロなら10分程度で済みます)で病因病理を探り、結論を出し、適切な処方をする。あとはあなたのお店のスタイルで素敵なサービスを存分に展開すればいいのです。そのような漢方薬局にはきっと人が集まってくるはずです。 しっかりと弁証論治で信頼される漢方薬局が増えてほしいと思います。
この記事の執筆・監修

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

董巍からのご挨拶とメッセージはこちら→「中医学アカデミーが目指すもの

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