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年末年始を健やかに、気を付けたい4つのこと。

2019-12-24 11:00


年末年始、最大で9連休の方もそうでない方も
新年を元気に迎えるために気を付けたい4つのこと。

1.飲酒
お酒が好きな方にとっては楽しみが増す時期です。
当たり前のことですが、飲みすぎは体調を崩す本です。
過度な飲酒によって、「湿熱」が生じると脾胃、肝胆などに悪影響を与えます。

湿熱が脾胃に影響を及ぼす場合は、
食欲の低下、口臭、下利、げっぷなどの症状が見られます。
湿熱が肝胆の働きを阻害する場合は
口が苦い、頭痛と眩暈、イライラするなどの症状が見られます。
お酒の席では温かいお茶や白湯を交互に飲むと悪酔いを防ぎます。
日本では、よく黄連解毒湯を二日酔いで用いますが、
山楂子(乾燥切片)15gと氷砂糖を加えて30分間ほど煮ても悪酔いを防ぎます。

2.睡眠
生活習慣が異なるとついつい睡眠不足になりがちです。
中医学では「元気」は睡眠中に作られると考えており
睡眠が不足すると様々な影響が現れます。

例えば、お酒に酔いやすいもその一つです。
休暇中を楽しく過ごすには、夜更かしもほどほどにしたいものです。

3.食事
年末年始はご馳走続きで体重を心配する方も少なくありません。
ご馳走を頂いた翌日は、お蕎麦などの軽めの食事で脾胃の働きを休ませてあげましょう。

お蕎麦には「消食」の効果があります。

4.運動
日々多忙の方は年末年始は寝正月で…と考えている方、
飲んで食べてゴロゴロが続くと、消化力が低下しやすくなります。

適度な散歩やストレッチによって体の「気」も動き、
「休み疲れ」を防いだり解消することができます。

年末年始、おでかけや集まりが多くなる季節ですので
健康に気を付けて楽しんで下さいね。

中医学とは


この記事の執筆・監修

董巍写真

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

董巍からのご挨拶とメッセージはこちら→「中医学アカデミーが目指すもの