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色白美人は「脾肺+肝」の働きが良いようです

2019-11-07 11:01


中医学基礎理論の肺の働きのひとつ「肺は皮毛に生ず」を紹介しました。

肺の生理機能の一つに「肺は皮毛を生ず」があり、これが正常に機能していると
皮膚は緻密でつやがあり、また外邪からの侵襲を防ぎ皮膚病などにかかりにくくなります。
皮膚の状態を保ち外邪の侵入を防ぐ「衛気」が体全体を巡っています。
衛気は、飲食物から得た栄養から変化した「気」のひとつで肌表を保護する役割があります。

そのため美白を保つには、特に肺や脾の働きが十分であることがとても大切になります。
また、些細なことでイライラが続くと肝の働きが阻害され瘀血が生じ、
巡り巡って肺脾の働きを悪くさせ、皮膚の乾燥、シミの原因にもつながります。

きめ細やかで色白なお肌は日々のお手入れも大切ですが、中医学では
五臓の働きが調和するよう生活習慣を整えることが肝要と考えています。

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この記事の執筆・監修

董巍写真

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

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