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漢方SP講座 推動作用と温煦作用

2020-07-17 17:11


漢方SP講座は毎月第1、第3金曜日の12時に更新しています。
7月17日の新着内容をご案内致します。


1.気の五つ作用(1)推動作用

気の推動作用には、人体の成長と発育、各臓腑の働きを維持する
血の生成と運行、津液の生成と散布などの働きがあります。
気虚になるとこれらの働きが低下となり病理結果が生じます。


2.気の五つ作用(2)温煦作用

温煦作用は、体温を保つ働きがあります。
温煦作用が低下すると寒さを嫌がる、四肢が冷えるなど寒証の症状が現れます。
長期間、気虚の症状が続くと痰飲や瘀血などの病理結果が生まれます。


専門用語を正しく理解し、それに伴って現れる症状や方剤の使い方を覚えましょう。

漢方SP講座



この記事の執筆・監修

董巍写真

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

董巍からのご挨拶とメッセージはこちら→「中医学アカデミーが目指すもの