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漢方SP講座 気の作用、防御作用と気化作用

2020-08-07 11:00


漢方SP講座は毎月第1、第3金曜日に12時に更新しています。
8月7日の新着内容をご案内致します。


1.防御作用

気の防御作用は全身の皮膚を保護し、外邪の侵入を防ぐ作用をいいます。
防御作用が低下すると体の抵抗力も弱まり病気にかかりやすくなり
かぜをひきやすい、疲れやすい、自汗などの症状がみられます。
代表方剤は、玉屏風散です。

2.気化作用

気化作用は、気の運動によって発生する様々な変化で
主に精、気、血、津液等の新陳代謝と相互転化を指します。
気化作用が低下すると体内の物質の新陳代謝は失調し、物質の転化にも異常を引き起こします。

専門用語を正しく理解し、それに伴って現れる症状や方剤の使い方を覚えましょう。

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この記事の執筆・監修

董巍写真

中医学アカデミー代表・世界中医薬連合会常任理事・中医師
董巍

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